糸魚川クラフトフェア・リポート



テコリーヌの出展史上では快・不快が盛大に混在する新潟県。
今回は特に事に触れて感じたこと、言いたいことがとても多いのです。だからなのか、上手くまとまりません。

というわけで、我が国の国王の所感を。

〈以下、Facebookより原文抜粋〉
糸魚川クラフトフェアから帰宅。
個人的な感想としてはクラフトフェアをダメにしてるのは出店者側なんだなと言う事。 
今回の出店者名簿を見て思ったのは知らねえ人ばっか… 
行ってみてわかりました。 
クラフト界を牽引して来た古き良き時代を知る諸先輩方ばっかなんだと。 
お客さんの声知ってますか? 
どこに行ってもいつも同じ人が同じ物。 
テコリーヌはあの来客数でも新しい風を感じてくれた多数のお客さんに支持されました。 
来客が少ないのは宣伝が足りない、売れないのはお客が金持ってない。 
いいえ。お客さんが来ないのは代わり映えしないクラフトイベントがつまらないからでテコリーヌに関してはお客さんは昨日お買い上げくださり、さらに今日も昨日欲しかったけど足りなかった分補充していらしてくれましたよ、テコリーヌには。 

テコリーヌ的には本当に素晴らしいイベントでした。 
来場いただいた全てのかた。実行委員の皆様。 
そして、仲良くしていただいた出店者の方々。 
本当にありがとうございました。〈以上〉


そして今回の感動の再会と素敵な出会いは…

zippoサイズの鎖かたびら巾着袋を買ってくださった年配のマダム。キョロキョロしつつ、一緒に来ている娘にバレたら怒られちゃうわ! なんて言っている割には迷うことのない買いっぷり(笑) しかも今まで買っていかれたのは全員男性というアイテムをスパッと選ぶとは。近くでイベントやってるからちょっと散歩がてら行ってみようかね。っていう地元ご近所さんとは明らかに違う、クラフトを良く知る人ですねマダム。全体通して来客の少なかったこのイベントでは貴重な出会い。ですが後から振り返ると、初めて参加するイベントで完全アウェイの今回、そんな出会いばかりだった。そしてこれがそんな数々の出会いの幕開けだったんです。

まずマダムが去ってしばらくしてやって来たのは1人の若い女性。あれ!? 知ってる顔です。6月の柏崎クラフトフェアでピアスを買ってくださったM橋さんだ!!  あのピアスを温泉で失くしてしまい、どうしても同じものが欲しくてこのブログ情報を頼りに長岡から糸魚川まで来てくださったとのこと。それだけでも失くしてしまったお詫びなんてどうでも良いくらい嬉しかったですよ。このイベントにも同じピアスを持って行ってて心底良かったです。しかも柏崎の時にはまだ無かったサンキャッチャーもご購入くださって。やっぱりどの場所にも初めてだろうと何度行こうと、新作も定番も同じだけ大切なんだ。そしてM橋さん、目的が果たせたところで軽く会釈して言うんですよ。さきほどは母が。って。M橋さんニコニコ。ん...? あああああっ!! 絶対あのマダムだ!でも娘にバレてはまずいんだよね?ウーンでもきっと間違いないよね?と思った私は「バレてしまったんですか」と言ってみる。やっぱりそうでした(笑) テコリーヌのブースに響く朗らかな笑い声。

ところでサンキャッチャーは前前回、前回に続いて相変わらず人気。その中にはインターネットで糸魚川クラフトフェア出展者名簿からテコリーヌのブログに飛んで、サンキャッチャーを気にとめてくれてた人がいました。その中のY田さん母娘は形の違う2つを買ってくださいました。従来の丸いタイプと、今回から新しく加わったペンデュラムとしても使える剣先型です。ペンデュラムなんて言葉自体知らない人の方が多いはずなのに、娘さんは知っていらして選んでくれました。ペンデュラムとは、ものすごくざっくり言うと振り子のことです。





そしてそんなY田さん母娘と同時にいらしていた別の女性のお客様、S藤さん。こちらのS藤さんは、なんだか見覚えのある顔なのだけど思い出せない…。思い切って聞いてみると、クラフト好きだから あちこちのイベントに出かけているのだそう。なるほど。そしてS藤さん、丁寧にひとつひとつの作品に見入っていたものの、名残惜しそうに去って行きました。ただ、作品に見入るあの眼差しはとても情熱的なものでした。そういう風に見て貰えるのって嬉しいなーなんて思っていたらS藤さん、戻ってきましてね。どうも去って行ったのではなく旦那様を呼びに行ってたのです。欲しいものを旦那様におねだりするために。それでテコリーヌの定番中の定番である鎖かたびらのシンプルなチェーンを選ぶところがやっぱりコアと言いますか(笑)で、その旦那様はと言いますと、6月の柏崎クラフトフェアに友達と2人で行ってテコリーヌを見かけたとおっしゃいました。あの時は素通りしちゃったけど今回はお店の雰囲気が違いますね、とも。あの時は近寄り難かったし興味のあるジャンルでは無いと思ったんだそうです。これもまた凄く貴重な再会というか出会いというか。試行錯誤を重ねていることがちゃんと何かしらの結果を生じている。嬉しい! 

それから、初日に出会った地元在住のボーイッシュな女性Hさん。このお店すごくワクワクする!!と言って楽しんでくださいました。あれもこれもと迷いに迷って、最終的に私がしてたのとお揃いの形のチョーカーをご購入。本当にルンルンとお買い物をし、ウキウキと去って行ったのが印象的でした。そのHさんがですね、2日目にお財布をちょっと膨らませて満面の笑みで現れたのですからもう幸せったらないですよ。言われる前になんか感じちゃいました。昨日はあまり持ち合わせが無くてひとつしか買えなかったけど今日はもっとルンルンしに来ました!って、目が先に言ってるんですもの(笑) 鏡を前に、どっちが似合うと思いますか?なんて真剣に選んで貰えるなんて、こちらとしても最高に楽しいやりとりなんですよ。

それから、鎖かたびらに興味津々で「ちょっとまわり一周してまた来るね」と言ったおじさん。甚平みたいな格好に長髪のまとめ髪と長いヒゲ。何かの伝統工芸職人さん? 当たり前のように出展者の方だと思っていたら普通にクラフトフェアを見に来たお客さんとのこと。また来る、と言って本当にまた来て下さるお客さん率が今回はなんと多いこと。このおじさんもそのひとり。出展数の規模と会場内のお店の配置がとても良かったのも大きな要因だと思います。で、そのおじさんは鎖の巾着をチョイス。 もうこれでzippoを落として失くさないぞ と言って、その場で愛用しているzippoを収納してポッケにしまっていました。どうか巾着ごと落とさないでくださいね(笑)

そして次の「一周してまた来るね」のお客様、S川はるなさんとご主人。おかえりなさい!  はるなさんは指輪を2つ購入。ワクワクしながら選んでお買い物をするクラフトフェアの楽しさって、こういうものだよね! と、やっぱり最高の接客をさせてくれる出会いでした。

他にも素敵なお客様とたくさん出会った今回。odjmさんご夫妻は、ものづくりへの理解と情熱が深くて熱くて鳥肌たつほどでした。

スーッと来てパッと決めて買って去ってった女子。お名前を聞くタイミングなど掴めないほどスマートで華麗なお買い物、圧倒されました。

買うつもりもなく来たのにサンキャッチャーに吸い寄せられたご近所の奥さん。テコリーヌのせいで思わぬ奮発しちゃいましたね。ゴメンなさい(笑)

同じくご近所の奥様グループ。ワイワイと賑やかに、終始笑い声の絶えないお買い物をしてくれましたが、実はいちばん楽しく笑っていたのは私だったと思います。

出展者の中にも、テコリーヌの鎖と革をコラボさせたバングルを買ってくれた男性がいました。出展者同士ってのは義理買いなんて勿論、本気で「コレは!! 」と思える衝撃の出会いでもない限り買い物しません。少なくとも私はそうですから嬉しいことですね。

番外編として、初日の夜の懇親会にはびっくりしました。カニ食べ放題らしいという噂は聞いていたけれど、その噂は本当でした。むしろ噂以上の手厚いおもてなし。主催側のスタッフとそこに居た出展者達全員の心がひとつになった貴重な貴重な瞬間が、皆一斉に一心不乱にカニに喰らいついた瞬間だけだったという...

まあそれを目当てに来年も行こう!! とはなりませんが、新潟県にも着実にテコリーヌのファンが増えてることを感じます。来年も必ず来てください!っていう熱いコールを何人かの人から頂きました。正直 来年のことはまだわかりません。が、出会ったお客様達と共有した時間は間違いなく全てが最高でした。